クラップサドル、ブランデージ、ともどういう経歴だったのだろうと常々思っていたのですが、断片的にわかって来たものを少し書いてみます。
意外だったのは、絵葉書黄金時代の二大スターが、ともにアメリカ人であること。
クラップサドルはニューヨーク、ブランデージはニュージャージーの出身です。
クラップサドルは1863年生まれ、1934年に亡くなっています。
ブランデージは1854年生まれ、1937年に亡くなります。
どちらも大変な人気を得た画家で、とても成功した人たちでありますが、画家としてまたプライベートでも、より恵まれていたのは、ブランデージの方でしょう。
ブランデージは画家の娘として生まれ、結婚相手も画家、ただ一人生まれた子供はまもなく亡くなりましたが、80代で亡くなるまで60年もの長きに渡って、画家活動を続け天寿を全うしたと言えます。
ポストカードは若い時代に集中していて、その後挿し絵や絵本の仕事に主軸を移したようです。
本の仕事は、多いときで一年に20冊も。アメリカらしく、インディアンや黒人の少年等もたくさん描いています。(中には、えぇ~~、これもブランデージ??うそでしょ、と言いたくなるような描き飛ばしのものもあります)英語ですが、こちらを。