(資料として持っているカードです)
Raphael Tuckのものですが、ブランデージの絵と、
同じ絵柄の輪郭線だけのぬりえ用とがセットになった絵はがきです。
ぬりえの方は画用紙のような紙で、水彩でも塗れるようになっています。
破線がはいっていて、切り取るようになっているので、何枚か綴りになっていたようです。
Brundageの絵は、かなり初期のものなので、1890年代か1900年のごく初め頃だと思います。
ビクトリア時代の少女たちも、こんなぬりえを楽しんでいたのだと思うと、
その時代に親近感を感じます。日本では明治時代の終わり頃ですね。