数年前に出会った小鳥のティーセット。なんとかしてもう一度出会いたいと思っていました。
ようやく出会えました。2羽の小鳥がむつみあう様子を、つまみにしています。1830年,ロンドン。
**こちらのお品はご予約済み.
♣英国ロンドン1830年、スターリングシルバー製、つまみの2羽の鳩が可愛らしい、たいへん魅力的なティーセットです。
ポットのつまみは、翼を広げたワシなどがモチーフになった勇ましいタイプのものをよく見かけますが(ダウントンアビーでも、マギ−スミス扮するお祖母様の家で、使っていました)、このお品は、2羽の鳩が睦まじく翼をよせあう実に愛らしい雰囲気のものです。
数年前にも、ほぼ同じデザインで同じメーカーのものを扱いましたが、英国シルバーでは、ほかに全く見かけたことがなく、とても貴重なデザインだと思います。
ポットの周囲は、花と葉っぱが取り巻くようにデザインされていますが、それが、鳥の羽のように見えます。とてもよく考えられたナイスデザインで、美しいティーセットとなっています。
フレンチシルバーで、このような鳥が2羽、むつみあう様子のつまみを何度か見かけましたが、このデザインはフランス発祥かもしれません。
(ニナリッチの香水、レールデュタンも、2羽の鳩がたわむれるボトルキャップです。古くからこのデザインがあったのではないかと推測します)