撮影や、磨いたりが、一部無駄になってしまったり..
今日は無理ですが、明日9日の夜に、少しだけアップできると思います。
月曜にも、引き続きアップしますね。
上の画像はティーキャディと、アネモネの花飾り&ピアスのスイーツ入れです。
スイーツ入れは、1830年代のもので、内部にガラス器がセットされています。
かなり大きく、銀の重さだけでも700gあります。
このような曲線模様のピアスは、当時大変珍しく
(それまでは、パンチングしたような単純で直線的な幾何学模様が主流)
当然のことながら、とても高価になってしまいます。
太くゆったりした唐草模様が表現されていますが、
1830年代の工具では、これが限界だったようです。
その分、銀にはとても厚みがあり、どっしりした印象です。
薄い銀板を、変幻自在に細かく精緻に切り抜けるようになるには、
1900年頃まで待たなくてはなりません。
ピアッシングがもっとも隆盛したのが1900年代初期〜30年代ですが、
これには工具の発達が大きく関わっています。