トワルドジュイ展

一昨日、友人の展覧会を見るのも兼ねて、日帰りで東京へ。
Bunkamuraミュージアムの、トワルドジュイ展に行ってきました。
BUNKAMURAトワルドジュイ展
デコパージュを作っていらっしゃる方には、たいへん魅力的な展覧会なのだと思います。

マリーアントワネットが生きていた、まさにその時代にトワルドジュイが生まれ、アントワネット自身にもとても好まれたそうです。

アンティークな本物のトワルドジュイを手にしたことはありましたが、あれはずっと後のもので、初期の頃(1770〜80年頃)は、銅版の線がいっそうくっきりして美しい。
もちろん木綿ですが、ざらっとした織り方で、麻のようにも見えます。
時代が下るにつれ、薄手で密な織りになっていき、それとともに、銅版画で染めた表面も滑らかになっていきます。
たぶんオリジナルとして、私たちが手に入れることができるものは、このタイプで、19世紀半ばのものが多いようです。

ショップではなぜか紅茶がコラボグッズで売っていたり、復刻プリントの布も販売されています。

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