祖父はかなりの収集家でした。わたしが小学生のときに亡くなったので、どれくらいのものがあったのか,どの程度の価値のあるものかはわかりませんでしたが。
なんでも集めていました。

腕時計、掛け軸、きれいな形のガラス瓶、マッチ箱,ラベル,古絵はがき、切手、、、
そんなに高価なものはなかったと思います。腕時計は拾って来たものが多かったし、ガラス瓶も、カルピスやラムネなど、当時普通に売っていたものでした。
でも、それも今になってみると、昭和を知る資料としてそれなりの価値があるのだろうと思います。
祖父が集めているというので、わたしも変わったデザインのラベルを見つけたりすると祖父に渡していました。ラベルはものすごい量があったと思います。
収集癖と同時に片付け魔でもあったので、コレクションはいつもきちんと整理されていました。

祖父のコレクションがその後どうなったのか、見かけないので捨ててしまったのかと思い,父にきいたところ、捨ててはいないのでどこかにあるだろうというのです。
掛け軸のいいものは叔母たちが持っていきましたが、あとは欲しがりそうもないものなので、実家の蔵にあるのかもしれません。
一度探してみようと思います。

ラベルの中にいいのがあるのではないか??と期待するのですが。