アンティークのシルバープレート製ビスケットウォーマー。
1880年頃Fenton Brothersのものです。
シェルの形が中央から開きます。
ピアスされた中蓋を一枚持ち上げ、そしてさらにもう一枚も持ち上げると、
2枚そろってストンと中央部分に落ち込むしくみ。
英語ではFolding biscuit warmer と言っています。
この魔法のようなしかけが当時は大人気だったそうですが、今もやっぱり魅力的です。
めっきなのに、純銀？と思うようなお値段。
スターリング製のものもたま～にありますが、信じられないくらい高価です。
この仕掛けがあるからなのですね。
近年のリプロダクションもあるのですが、それはこの仕掛けがなく中央部分にふたが落ちません。
当然安価。なのですが、それをアンティークだと言って売っていることがあります。
このタイプは、中蓋2枚が中央部分に落ちるのがお約束です。
金色がまぶしくて、ひとつあると、とってもテーブルの上が華やぎます。
