このカードをはじめて見たとき、なんとなくタッチが荒い気がしてどうしようかと思ったのですが、でもやっぱりいい感じなので買いました。
しばらくたったある日、これはいつもの多色刷り石版とちょっと違うのではないかと思い,ルーペで見てみるとなんと木版なのです。
木版多色刷り。浮世絵と同じ技法です。
その後、ケイトグリーナウェイのものとわかりました。
有名な「窓の下で」(Under the window)のさしえを使った広告なのです。
それ以来、木版のカードをもっと見たいと思って探すのですが、なかなかありません。
これは、ポストカードではなく、子供服メーカーの宣伝カードなのですが、同じメーカーのカードも、見つかるのはみんな石版印刷の物ばかり。
いつか出会える日を待ちたいです。