アンティークの品物のコンディションで、ミントとかエクセレントとかの言葉を耳にされることがあると思います。
英米で通常、コンディションを表すときに使われる用語をあげてみます。五段階になっています。

*MINT
*EXCELLENT
*VERY GOOD
*GOOD
*FAIR


★MINT---------------–未使用、新品の状態

★EXCELLENT-----—-ほとんどキズがなく使用感もなく、未使用に近い状態。(わずかにスクラッチなどはあるが、まず気にならない)

★VERY GOOD-----—-使用感(細かなキズ、色落ちなど)は感じられるが、とてもきれいでこのまま使える。

★GOOD----------------なんらかのキズ、欠点があるが修理なしでも使える状態。(でも修理した方がよい…と感じる程度)

★FAIR---------------—悪くない状態。いちおう商品価値はある。ただし何らかの修理が必要。

わたしが出品するときは、ほとんどがexcellentか、very goodのものです。
100年も200年もたったものが、mintということはまずありえません。未使用であっても、ほこりをかぶったり、移動の際にゆすられて細かなキズがつくことも多いのです。
(ただし、紙ものでは、たまにデッドストックものがあって、これはほんとにミントコンディションです)

それから,アンティークというのは100年以上たったものをいいます。
100年未満のものは,collectableと呼んでいますが、日本ではあまり厳密ではないようです。

アンティークの状態に関しては、とても主観的な部分も大きいので、あれ?と思うこともあるかもしれません。できるだけ、状態は詳しくお伝えするように心がけています。
ある本に書かれていました。
日本人は、新品のようなアンティークをほしがる傾向がある、と。
わたしも、やはり状態のいいものが好きなので、とても耳の痛い言葉ですが、やはり古さを楽しむ、ということを大事にしたいです。
でもでも、キッチンで使うものはやっぱりきれいな方がいいですよね???
特にスターリングシルバーはできるかぎり、きれいな状態で。ぴかぴかで。
専門家にお手入れをお願いすることもあるので、ちょっと高くなることもありますが、かなり満足していただけるのでは,と思っています。