James Dixonのサーヴィングスプーン。
ここまでやる??といいたくなる程の精緻で細密な装飾です。
ゴールドメッキのおかげで、変色せず、磨く必要がなかったのでしょう。
摩耗が全くない素晴らしいコンディション。
作り立てというのは、こんなにもきれいだったのだとよ~~くわかるお品です。
たいへんシャープで、切れそうなくらい鋭くて美しいエングレーヴィングです。
グレーに見えるのは汚れではなく、もう限界まで細かく細かく彫り込んであるためです。
ハンドル部分も同じくらいの凝った装飾です。
エドワーディアンの時代になると、鋼(はがね)を作る技術が格段に進歩して、
ピアッシング,エングレーヴィングとも、より細かい彫りが可能になったのです。