へスターベイトマンの家系

へスターベイトマンは、すぐれた女性の銀職人であるばかりではなく、
18世紀後半を代表する職人のひとりでもありますが、
どういう経歴だったのかあまり知りませんでした。

このサイトに、家族構成や、メーカーズマークの変遷が載っています。
たいへんわかりやすいので、英語版ですがごらんください。
http://www.silvercollection.it/BATEMAN.html

いつかこの項目についてはあらためて書きたいのですが、とりあえず。
へスターには5人の子供がいたことや、
夫は懐中時計のチェーンを作る職人だったこと等が記されています。

べつの資料によれば、へスターは読み書きがほとんどできなかったとか
(当時、職人はそれがわりと普通のことだったようです)、
だからこそ一層、伝説的な職人として有名になっているというものでした。

なんともチャーミングなHester Batemanのティーポット。容量は900ccくらい。
全体から,やさしく気品のあるオーラが出ているようです。

11/26*後記
いくつかお問い合わせのメールをいただきました。
やはり、へスター.ベイトマンに関心の高い方が多いのですね。
このまま見ていただくには、いまいちなコンディションですので、きれいになってから、
あらためて、こちらのブログにご紹介いたします。
ではあるのですが、とても気に入っている部分を載せますね。
内部、びっくりするくらいきれいです。
200年以上も経っていながら、この注ぎ穴の優美でエレガントな美しさ。