白蝶貝ハンドルのカトラリーはとても人気があります。
継ぎ目(フェルールと言います)部分にはシルバーが使われているのですが、ホールマークのあるものとないものがあります。
お客様から、どのように考えればいいのかというご質問をいただきました。
**刃が純銀(スターリングシルバー)の場合
刃が純銀ならば、継ぎ目も必ず純銀です。刃の方に刻印がありますので、継ぎ目部分には刻印がないことが多いです。
- 刃が純銀 ➡︎ 継ぎ目も純銀(スターリングシルバー)、刻印がないものが多い
**刃がシルバープレート(めっき)の場合
継ぎ目が純銀のものとシルバープレートのもがあります。
なので、継ぎ目が純銀の場合は刻印がはいっています。
刻印のないものはシルバープレートと考えてください。
- 刃がシルバープレート(メッキ) ➡︎ 継ぎ目が純銀の場合は刻印がある、
継ぎ目がシルバープレートの場合は刻印がない
つまり、
刃が純銀ならば必ず継ぎ目も純銀、
刃がシルバープレートならば、継ぎ目の材質はホールマークで判断する。
となります。
私も初期の頃、もう15年くらい前ですが、シルバーのアイテムを手に入れるのがうれしくて、
白蝶貝のデザートセットなど、最初はバラ売りのものを買って見て、
そのチャーミングな佇まいに驚き、うっとりと(たぶん何時間も)眺めていたものです。
時には枕元において眠る時はそれを見ながら、目がさめるとすぐ握りしめてまた眺める、なんてことをやっていました。
実際に使うようになってみると、今度は、どんな形が使いやすいか、また好みはどんなタイプかというのが
少しずつわかってきました。
楽しみ方は自由です。持っていてうれしくなるようなアンティークシルバーに出会いたいですね。
下は現在ショップに出ているものですが、画像の白蝶貝セット(刃の部分は、スターリングシルバー)の継ぎ目は、シルバーのホールマークが入っています。