純銀バターナイフピアス、1910年シェフィールド ¥
小さなシルバーでありながら、ハンドル部分のピアス細工、ブレード部分のエングレービングが大変魅力的な、そして貴重なバターナイフです。
ピアス部分は、お花の模様がデザインされていますが、よく見ると、イングランドのローズ(一重のバラ)と、アイルランドのシャムロック(三つ葉)のようです。
19世紀の終わり頃、英国のバラとスコットランドのアザミ、アイルランドのシャムロックを組み合わせたデザインが、とても流行したので、その影響かもしれません。
こんなに細いスペースに、小さな糸鋸で、シルバーを切り出して細かな文様を作り出していくのは、英国シルバーのもっとも魅力的な部分ですね。よく見るとギザギザが残っており、明らかにハンドメイドとわかる作りです。
繊細に見えますが、かなり厚みがあり、とてもしっかりした作りです。エクセレントコンディション。
バターナイフで、これだけのピアスが施されたものはちょっと見かけません。貴重なお品、探していらっしゃる方におすすめします。
年代、サイズなど
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年代、サイズ、コンディション
- 材質:スターリングシルバー 925/1000
- 年代、産地:英国シェフィールド、1910年
- メーカー:John Round
- サイズ,重さ:長さ16.7cm、幅2cm,重さ26g
- コンディション:エクセレントコンディション。