ビクトリア時代のシルバーカードケース、ほぼ完品、1852年 ¥150000

大変見事な、美しいカードケースをご紹介します。華やかでチャーミングなエングレービングが施された、しっかりした作りのお品です。
カードケースはその形状から、どうしても中心部が凹んでしまい、それを元に戻すのが大変困難だったりしますが、このお品はそれがなく、摩耗もほとんどありません。抜群に美しい状態を保っています。角の凹みも全く見られません。
エドワードスミス工房は、小物の名手として知られたメーカーです。特にこのような美しいカードケースのほか、ヴィネグレットやナプキンリングなどを得意としていました。

少し前に、私用で使っているカードケースに名刺を忍ばせて、ちらりとそれを仕事で見せてしまったのですが、すぐに、その素敵なのは一体何?と何人もの人に聞かれました。
”実はこれはビクトリア時代のカードケースで、今でもちゃんと名刺が収まって実用にできるので、、”と。ちょっと自慢してしまったのですが。

このカードケースは、現代の日本で使われている標準サイズの名刺(55x91mm)が、そっくりそのまま入ります。少し重さがありますが、それこそ重厚なビクトリアンのお品の証明と言ってもいいでしょう。これだけ状態の良い、かつ装飾も魅力的なカードケースは大変レアなものです。探していらっしゃった方にぜひお勧めいたします。
時代が下ると、エンジンターンというマシーンによる彫りが主流となりますが、このお品はそれ以前の、全て手作業で彫っていた貴重なお品で、通常の名刺(55x91mm)がちょうど収まるサイズです。
もちろんクレジットカード(54x86mm)も入ります。実用面でもとてもおすすめです。

サイズ、産地など

年代、サイズ、コンディション

  • 材質:スターリングシルバー 925/1000
  • 年代、産地:1852年バーミンガム
  • メーカー:Edward Smith(registered May 1826)
  • サイズ,重さなど:10x7cm,重さ70g、厚み7mm
  • コンディション:エクセレントコンディション。