Sold♣︎si-056 ピアスサーバー ¥ 140,000

♣ピアス細工が見事なサンドイッチサーバー、英国ロンドン。ハンドル部分にはバネがはいっています。
上部分のレバーを押すと、先が開くので、サンドイッチなどを挟み、指を離すと、しっかり食べ物が挟まれるしかけになっています。
下の台座部分の先が、少し上がっていますが、これでしっかり挟むことができます。
ここまで凝った作りができるというのが、職人の腕の見せ所でもあったと思います。しかも純銀を使っているので、強度的に耐えられるようにするのは、並大抵ではなかったでしょう。
その上、ここまで精緻でチャーミングなピアスを施しているのが、素晴らしいと思います。

♣エクセレントコンディション。美術館にあってもおかしくない逸品です。
ピアスの割れや欠けはありません。大変レアなピアスサーバーです。実用的にも十分で、テーブルに置いておくだけで、食卓の話題になりそうです。

ピアス装飾について
銀の透かし装飾は、イギリスがもっとも得意とするところです。ピアスに関してはフランスもイタリアも到底かないません。

厚さも硬さもある銀に細かな切り抜きを一つずつ、手作業で進めていくという気の遠くなるような技で、もっとも美しいものが作られたのが、1900年代の初めから、第二次世界大戦前までと言われます。

繁栄を極めた大英帝国が、ゆっくりと衰退して行ったその時期、最後の輝きを見せるかのように、イギリスの銀工芸は頂点に達したのでした。

サイズ、重さ、年代、メーカーなど

*スターリングシルバー
*サイズ:長さ23.5cm,重さ140g
*1902年英国ロンドン
*メーカー:Josiah Williams & Co (George Maudsley Jackson & David Landsborough Fullerton)