ピアス花柄サービングスプーン1912年 ¥
ピアス装飾で有名なJames Dixon &sonsによる繊細で愛らしい大きなスプーンです。
ハンドル部分、ボウル部分の縁の装飾など、唐草模様と小花がピアス細工で施されています。
在庫は2本1本ございます。
とても繊細に見えますが、かなり厚みがあり、しっかりした作りです。こんなスプーンでお料理をサーブされたら楽しくなりますね。
英国シルバーの透かし細工は、ピアス装飾とも呼ばれ、およそシルバー細工でこれほど見事なものを作り上げているのは他国には見当たりません。透かし細工自体は、18世紀ジョージアンの時代からありましたが、当時は単純な図形の繰り返しが中心でした。
その後ビクトリア時代の終わり頃から、工具の発達のおかげで繊細で細かな模様も彫りあげることができるようになり、ピアス細工は装飾性を極限にまで高めて行きました。
すでに大英帝国としての国力は傾いていましたが、これらの見事な工芸品は、華やかな時代の最後の輝きだったような気がいたします。
この繊細で優雅な装飾は特に日本人に好まれるようです。今回、2本ありますので、試してみたかったという方におすすめします。いかがでしょうか。
サイズと産地、年代など
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年代、サイズ、コンディション
- 材質:スターリングシルバー 925/1000
- 年代、産地:1912年シェフィールド
- メーカー:James Dixon & Sons
- サイズ,重さなど:長さ20.5cm、幅6.3cm, 重さ53g,
- コンディション:エクセレントコンディション。